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花粉症の人はお酒を飲まない方がいい?サプリメントでできる対策教えます。

栄養成分

4月を目前に、温かくなってきてうれしい気持ちとは裏腹に、花粉症の時期でもあります。早い人では1月頃から鼻がむずむずするなどの症状が出ている人もいますよね。

日本で花粉症の原因で最も多いのがスギ花粉となり、国土面積の約7割を占める森林面積のうち、スギ林は18%で、国土の12%を占めています。
ちなみに、スギは日本特有の木となり、中国にも一部存在しますがその数は日本と比べると少なく、スギ花粉が問題となっているのはほとんど日本だけということです。

スギ花粉のイラスト

そもそも花粉症とは

スギやヒノキなどの植物の花粉が原因となって、くしゃみ・鼻水などのアレルギー症状を起こす病気で、季節性アレルギー性鼻炎とも呼ばれます。
人体が花粉を異物として認識し、炎症を起こす化学物質であるヒスタミンなどを分泌することが原因の症状ですが、このヒスタミンはお酒を飲むことにによっても増えてしまいます。

血管に入ったアルコールは肝臓に運ばれて、アセトアルデヒドという物質に分解されますが、アセトアルデヒドは末梢神経を刺激するという働きをします。
この刺激を受けると免疫細胞から、ヒスタミンが放出されてしまい、お酒を飲むとくしゃみが出てしまったり、鼻水が出たり花粉症の症状が重くなってしまいます。

目をこする人のイラスト(女性・花粉症)

一般的な花粉症対策の薬といえば、このヒスタミンを抑える薬、抗ヒスタミン薬となります。つまり、ヒスタミンが花粉症において重要な役割を担っているかがわかります。

スギ花粉が関東で飛散するのは1月~5月頃までで特に2月~4月に関しては飛散量が特に増加します。3月~4月といえばお花見の時期だったり、歓送迎会なども多くお酒を飲まざるを得ない方も多くいらっしゃると思います。そんなお酒の席で出るものは、脂肪分が高いものも多く食べ過ぎてしまい免疫力を低下させてしまうおそれもありますので、花粉症の人はお酒を飲みたい気持ちをぐっと堪えて控えた方が良いかもしれません。

お酒を我慢する人のイラスト(男性)

 

花粉症対策

今花粉症じゃない人も、花粉を吸いこむことで花粉症になってしまう可能性が増えてしまいます。
花粉症のあなたも、花粉症じゃないあなたも対策しましょう!

icon-check マスク
マスクは、花粉の飛散の多いときには吸い込む花粉をおよそ3分の1から6分の1に減らし、鼻の症状を少なくさせる効果が期待されています。

icon-check うがい
のどに流れた花粉を除去するのに効果があります。外出先から帰ってきたら風邪予防も兼ねてうがいをおすすめします。

icon-check 洋服の服地に気を付ける
洋服にも花粉がついてしまうので、花粉が飛散している時の外出時には毛織物による上着やコートは避けたほうが良いでしょう。表面がすべすべした綿かポリエステルなどの化学繊維のものには花粉が付着しにくく、付着した花粉を吸い込む量を減らすことが期待されます。

ヒダ付きのマスクを付けた人のイラスト(女性)

花粉症にはヨーグルトが効くって良く聞くけど、根拠はあるの?

花粉症対策の民間療法としてヨーグルトを食べている方も多いと思いますが、なぜ花粉症にヨーグルトが良いとされているのでしょうか?

人体が花粉を異物として認識する際にそれを排出しようとして出る症状の反応、これを抑える鍵を握っているのがヨーグルトなどに含まれる乳酸菌なのです。

ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、免疫細胞のバランスを調整します。二種類の免疫細胞はそれぞれ「Th1細胞」「Th2細胞」と呼ばれていますがこのTh2細胞の割合が多くなることでアレルギー症状を発症しやすくなると考えられています。
つまり、乳酸菌によって二種類の免疫細胞のバランスを整えることが、花粉症のリスクを抑えることができるというわけです。

ですが、乳酸菌は薬ではありませんので、強力な効果や持続力がなく、飲んですぐに症状が緩和されるということはありません。免疫細胞のバランスを整えるためにはある程度長期的な体質改善を行う必要があります。乳酸菌は簡単に悪玉菌にやられてしまうので、数が安定するように、食事や生活習慣から整えていくことが必要となります。

結果として、花粉症対策には睡眠を良くとること、生活習慣を保ち、免疫機能を正常に保つことが必要となります。風邪をひかないこと、お酒の飲みすぎに気をつけること、タバコを控えることも鼻の粘膜を正常に保つために重要です。

既に花粉症になってしまった人も、早期の治療で花粉症の重症化を防ぐことができるので、もしかして花粉症かも…と思ったらまず病院に行くのも手です。

鼻炎薬は眠くなるし、薬はできるだけ飲みたくない人は

屋内にいても花粉症がひどい時はくしゃみも鼻水も出て、仕事にならないなんてこともあります。
鼻炎薬は眠くなってしまうので、なるべく使用したくない…

そんな時に試してみたいサプリメント!
凄いのが売ってました。私がお気に入りのダグラスラボラトリーズのサプリメントです。
新商品ということで早速チェック!

Season Special(シーズン スペシャル)

30日分 価格9,100円(税抜)
た、高い…💦
しかし、成分を見てびっくり。こちらは数種類のサプリメントが1日分1包みになっているんですが…

ビタミンC 500mg
ビタミンD 25.0μg
ビタミンB1 25.0mg
ビタミンB2 25.0mg
パントテン酸 25.0mg
ビタミンB6 25.0mg
ビタミンB12 25.0μg
葉酸 100μg
ビオチン 25μg
ナイアシンアミド 25mg
β-カロテン 15,000μg
コリン 25mg
イノシトール 50mg
レモンバイオフラボノイド 50mg
ケルセチン 333mg
パイナップル抽出物 100mg
ターメリック抽出物(95%クルクミン) 100mg
ターメリック抽出物(非標準化) 100mg
ネトル抽出物(1~2%植物シリカ) 250mg
ネトル抽出物(非標準化) 100mg
乳酸菌ブレンド 150億CFU
特別ブレンド 210mg

もはや入りすぎて何がなんだかわからないです。しかし、乳酸菌、ビタミンD、それに加えビオチンと葉酸やビタミンB群、ターメリックも入っています。もはやマルチビタミンのような様相です。
結局のところ、花粉症には規則正しい生活をして睡眠をよくとることが大事なので…今現在他のサプリメントは飲んでいない人には、季節の対策としてこちらのサプリメントが良いかもしれませんね。

高い💦とご紹介しましたが、廉価版も出ています。

Season Support(シーズン サポート)
30日分 価格:4,500円

ビタミンD 25.0μg
ケルセチン 333mg
パイナップル抽出物 100mg
ターメリック抽出物(95%クルクミン) 100mg
ターメリック抽出物(非標準化) 100mg
乳酸菌ブレンド 40億CFU
特別ブレンド 210mg
(以下含む、フラクトオリゴ糖、アカニレ樹皮抽出物)

スペシャルの半分のお値段で、入っているサプリメントの数の半分です。安いですが、せっかく飲むならスペシャルの方が色々入っているので、スペシャルの方がお得かもしれません。

特にスギ花粉に効くなどは、当然明記されていませんが、アメリカのダグラスでは取り扱っていない商品なので、日本ダグラスラボラトリーズが日本人向けに独自に作った商品だと思われます。

ちなみに、アメリカの主な花粉症の原因といえば「ブタクサ」で、飛散ピークは8~10月のようです。日本ではあまり馴染みがありませんが、秋にムズムズするという方はもしかしたら、ブタクサの影響かもしれません…。

症状を見極めて正しく早めの花粉症対策をしましょう!

「VS」のイラスト文字スギ花粉のイラスト

参考:林野庁「スギ・ヒノキ林に関するデータ」
参考:厚生労働省「花粉症Q&A集(平成22年度)」
参考:厚生労働省「花粉症の疫学と治療」

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